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仮想現実・マトリックス [真実]

仮想現実領域を超越すれば時間も空間もない



「空間」は存在しない。科学者たちは、原子を構成する粒子が、驚くべき「距離」の離れた粒子と互いに一瞬のうちに交信することが理解できない。空間など存在しないのに、空間という前提を置いて彼らは考えているのだ。それは一滴の水と海のようなものである。粒子というものは、我々が錯覚として認知するだけで、存在しない。全ての粒子は、同じ一つの粒子である。従って、複数存在しないのであるから、そもそも「互いに」交信する必要がない。そして、ある場所から別の場所へと移動することもない。空間など存在しないし、複数の「空間」もないからだ。

時間と空間という錯覚は、感覚器官を通じて受信した情報を脳が読み込む方法によって生じる。アインシュタインが言ったように、宇宙は「時間と空間で限られている」が、それは仮想現実を創造した者が、そのように仮想現実という構造物をプログラムしたからである。仮想現実の領域を超越してしまえば、時間も空間も存在しない。時間と空間の認知は、ソフトウェア・プログラムの一部に過ぎず、我々はそれを時間と空間に思えるような経験へと解読している。これが「自然の法則」の正体である。この仮想現実というゲームの創造者が、それが誰であれ、そうであるべきと決めたのだ。今日、実にたくさんの人々が遊んでいるコンピュータ・ゲームを制作しているプログラマーと同じ原理である。ゲームのプログラマーたちが、どんなルールでどのような制約を設けるかを決める。だから、ゲームによってルールもさまざまである。

科学者たちも、他の次元(並行宇宙)では、物理法則もずいぶん違ったものになりうることを発見している。「並行宇宙」とは他の仮想現実であり、異なる周波数帯を振動的に跳躍できれば、我々はそうした並行宇宙と相互交流することも可能であり、向こう側から我々に働きかけることも可能である。いみじくも「理想郷」という言葉は、「存在しない場所」という意味であり、これは時空という錯覚を超越した世界である。昔の歌に「あなたはそこらじゅうにいるし、どこにもいない。それがあなたの居場所」とある通りだ。無限の広がりも、針の先の点も、全ては一つの大海であるから、実は同じである。詩人のウィリアム・ブレイクは、時間と空間の真実を捉えてこう書いている。

一粒の砂に世界を見る
野の花に天国を見る
手のひらに無限をつかみ
一刻に永遠がこもる


映画『マトリックス』では、人類が錯覚の現実を経験するよう騙されているというテーマが繰り返し描かれているが、その点は実に正確である。だが、真実から離れているのは、マトリックスの外側には、本当の固形の世界があると、ほのめかしているところである。これ以外にも、我々が仮想現実の宇宙に住んでいることを示唆する作品の多くは、仮想現実の向こうに本当の物質世界があるとしている。そんなことはない。創造には、仮想現実の世界(複数)、そして、根源意識しかない。「物質」は存在しない。

我々は遥かに洗練されたバージョンのコンピュータ・ゲームを体験している。ただし、大半の「人間」は、ゲームを楽しんでいるのではなく、ゲームに翻弄されている。マインド、「知能」、爬虫類脳を通じて、ゲームに遊ばれているのである。遺伝子の操作と情報の抑圧により、本来ならば根源意識の遊び場であるはずの創造物が、認知の監獄に変貌してしまったのである。

仮想現実ゲームそのものは、善でも悪でもなく、正しいとか誤っているとかもない。経験するための乗り物(道具)に過ぎない。操作者はゲームの大部分から人類を隔離し、遺伝子操作などの手段を使って介入し、極めて狭い周波数帯域(可視光線)へと我々の認知を閉じ込めたのである。操作者の陰謀の真髄は、我々を無知なままにすること、我々が何者なのか、我々がどこにいるのか、我々はどんな性質の現実を体験しているのかを、我々が知らないままにしておくことである。この物質的に見える世界だけに我々の関心を向けさせ、我々は肉体であり、名前であり、職業であり、所得階層であると信じるように計画している。

だが、我々はそんなものではない。我々は根源意識である。我々が「生産」と呼ぶ期間だけ、仮想現実の宇宙を体験している根源意識である。肉体コンピュータは、この現実と相互作用するための乗り物であり、我々の実体ではない。インターネットを使いたいと思っても、それだけではできない。インターネットという集合的現実を経験するには、データが流れる導管が必要である。根源意識も同じである。どんな現実と交流する場合であっても、その現実の周波数帯の範囲内で共振していなければ、相互に作用しようとする二つのラジオ局・テレビ局のようなものである。異なる波長にある限り、それは不可能だ。

根源意識は、この現実(密度)に直接作用することは不可能であり、そのために宇宙飛行士が宇宙服を着るような感じで、人間の肉体コンピュータを「着る」必要がある。もっと正確に表現すると、根源意識が経験したいと思っている「世界」の周波数帯域の範囲内で共振する遺伝子的な「望遠鏡」を通じて、根源意識は眺めているのである。わたしの根源意識がパソコンのキーボードを叩くことができているのは、そのためである。

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